カムの徒然なるままに

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未成年のスマホ問題

 

 お久しぶりです。前の記事から現在執筆している今の空白の期間についてだらだらと語りたいところですが、今日は未成年のスマートフォン問題についてお話させて下さい。

 

 

 

 ガラケーの時代からもそうですが、スマートフォンになってから未成年のスマートフォン問題が目立つようになりましたね。というのも、スマートフォンもとい携帯の普及率がここ数年でぐんと伸びたのが原因でしょう。

 

 では、具体的に未成年のスマートフォン問題とは何か。例は沢山ありますが、大まかに言ってしまえば、SNSやインターネットによるコミニュケーションだと思います。

 スマートフォンを手にするとガラケーの時に比べ、インターネットやSNSが手軽に扱えるようになりました。未成年にとってそれは未知であり、そこに対する好奇心は計り知れないものです。初めて見るネットの世界に没頭する未成年は大多数だと思います。

 

 だけど、ネットというものは残酷なもので、顔が見えていない上に自分の情報が漏れにくいのをいい事に、そんな未成年達を食い物にする人間で溢れています。それだけでなく、ネットという波に流され、自分が無意識の内にそれを悪用する人間になる事もあります。それがSNSでのイジメや、オフ会での性犯罪等に繋がり、度々ニュースでとりあげられているのでしょう。

 

そんな時にこんな言葉を耳にしませんか?

「未成年なんかに携帯は持たせなくてよい」と。

 私はこの言葉を聞く度にとても嫌悪感を抱きます。

 確かに未成年にスマートフォンは必要ないのかもしれません。が、現在の日本において、大人になればほとんどの人間が必要で使用するのです。例え、法で未成年にスマートフォンを持たせないという条例を作成しても、それはただ問題を先延ばしにしているだけで、大人になってからその問題にぶち当たる事でしょう。「未成年に持たせるからだ」なんて無責任が過ぎる言葉を公共電波で言ってほしくないものです。

 

 では、未成年のスマートフォン問題はどうすればよいのか。あくまで私論ですが、実際にあったSNSやネット事件を題材にし、義務教育中に授業の一環として未成年にインターネットの使い方を正しく教えてあげる事がいいのではないかと考えています。だけど、これを日本の全国で行おうとするにはまだまだ莫大な時間がかかるでしょう。

 では、ベストな解決策は何か。それは与える親が教えてあげる事です。言葉が残酷でも言い方が厳しくなっても、子どもを守れるのは親だけとは言ったものです。買い与えて終わり、ではなく、きちんと説明してあげて下さい。難しい言葉は理解出来なくても、教えてもらった言葉は子どもの心に残ります。

 

 なんて偉そうに私論を語りましたが、少しでも未成年のスマートフォンによる事件が減るといいですよね。